「何時間寝ても頭がすっきししない、」
「朝起きて頭が痛い」
「たくさん寝たのに疲れが取れない」
「睡眠時間が十分に取れていない」
もし、あなたがこのように感じることが多いのであれば、あなたに適している睡眠時間を確保できていない可能性があります。
人は、人生の半分を睡眠に費やすと言われ、全ての人にとって毎日行う大切な行動です。
適した睡眠を手に入れることで、朝の目覚めがよくなり、疲れがとれ、気分はリフレッシュされるでしょう。
また、仕事の質も上がるなど、日々の生活の質が向上します。
適切な睡眠時間とは?
「睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分」と、睡眠時間にはこだわらなくて良いという専門家の見解もあります。
睡眠を十分に取ることができたかどうかは、日中しっかり眠気がなく過ごせるかが一つの目安となります。
成人は最低7時間の睡眠が理想とされています。
では、なぜ7時間なのでしょうか?
睡眠時間が長ければいいわけではない
睡眠不足は、高血圧などの生活習慣病、癌、うつ病などの精神疾患、認知症、糖尿病など、様々な病気発症リスクを高めることが、各方面の研究結果から報告されています。
しかし、睡眠時間が長ければ良いというわけでもないようです。
アメリカでは110万人超の男女対象に約6年間の追跡大規模調査が行われ、
睡眠時間が7時間の人が最も死亡率が低く、長寿であったという結果が出ました。
短い睡眠は健康に悪いという理解に容易いですが、8時間を超える睡眠時間を取ると、死亡リスクが上昇するという結果は想定外だったと言えます。
季節によって異なる睡眠時間
睡眠時間は季節によっても変化することが分かっています。
春から夏は、日照時間が長いことから睡眠時間は短くなり、秋から冬は、日照時間が短いことから睡眠時間は長くなると言われています。
最も日の短い12月から1月に睡眠は長くなりやすく、6月から7月の初夏に最も短くなることが分かっています。
年齢によって睡眠時間は異なる
厚生労働省の調べでは、
夜の睡眠時間は0~10歳までは8~9時間、15歳で約8時間、25歳で約7時間、45歳で約6.5時間、65歳で約6時間と、加齢とともに必要な睡眠時間が少なくなるということが報告されています。
歳を取る毎に昔ほど長時間眠れなくなったという悩みを聞きますが、実は加齢に伴い必要とする睡眠時間が少なくなっているという事です。
成人の場合、個人差はあるものの6~7時間前後の睡眠時間が目安となっているようです。
朝型・夜型とは
睡眠時間とは別に、朝型・夜型に分類可能です。
体内時計の機能に関係した遺伝子の多様性、つまり生まれつきの体質で朝が苦手か得意か決定するという事が研究で明らかになっています。
「朝が苦手=だらしない性格」とされてきましたが、そうではないというこです。
また、夜型であっても極度に定時に起床できない、夜に眠れないといった体内時計のリズムを24時間に合わせることができない
「概日リズム睡眠障害」という病気も認めされています。
睡眠で大事なこと
睡眠時間の確保・体内時計を整える・適切な睡眠時間を知る
睡眠でまず大事になるのは睡眠時間を確保することです。
日中眠くなったり、休日に長時間寝てしまう場合は睡眠負債がたまっている証拠です。
睡眠時間を確保することは私たちの健康にとって重要なことですが、短い時間しか睡眠時間が確保できない方は、自身に合った寝具を利用し、睡眠の質を上げるのがいいでしょう。
また生活リズムを整えて、体内時間を調整することも睡眠に繋がります。
睡眠には「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「脳や身体の休養」「感情整理」など多くの重要な役割があります。
自身に合った睡眠時間を確保し、睡眠不足・睡眠過多を解消し、体内リズムを整えて日々の生活をより良いものにしていきましょう。



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