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悪い夢で目が覚めるとき 枕と寝室を見直す

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眠りは、体の調子にも気持ちにも関わります。しっかり眠れた朝は、その日一日の過ごし方まで変わってきます。とはいえ、思うように眠れない夜もあります。今回は、こわい夢で目が覚めてしまうという悩みを入り口に、枕と寝室の見直し方をお話しします。

こわい夢で目が覚めてしまうとき

夜中にこわい夢を見て目が覚めてしまい、そのあと寝つけない。何度も続くと、眠った時間のわりに休めた気がしない、日中に眠気が残る、といったことにつながります。

夢は、レム睡眠と呼ばれる眠りの段階で見ることが多いという説明をよく見かけます。レム睡眠は一晩のうちに何度か訪れ、明け方に近づくほど長くなります。この段階で目が覚めると、夢の内容を覚えていることが多くなります。明け方にこわい夢を覚えていることが多いのは、そのためだと考えられています

目が覚める理由は、夢の内容だけとは限りません。寝床が暑い、寝返りが打ちにくい、首の角度が合っていない。こうした体の側の理由でも、眠りは浅くなります。夢を覚えているのは、たまたまその段階で目が覚めたからだ、ということもあります

気持ちの側の理由は、自分では動かしにくいものです。一方で、寝床の環境は、今夜からでも手を入れられます。ここでは枕から見ていきます。

「枕」の選び方

枕は、寝ているあいだの首と頭の角度を決めます。角度が合っていないと、寝返りを打つたびに体に力が入り、浅い眠りが続くことになります。

選び方は、体型と寝る向きで変わります。仰向けで寝る人は低めの枕、横向きで寝る人は肩幅のぶんだけ高さのある枕が合いやすいとされています。

素材も見ておきたいところです。羽根、低反発のウレタン、パイプなど、硬さも通気性もそれぞれ違います。暑くて目が覚めることが多い人は、熱がこもりにくい素材を選ぶという見方もあります。ただし、低反発のウレタンは体の形に沿う一方で、夏場は熱がこもりやすくなります。暑さで目が覚めやすい人には向きません。

枕の高さの合わせ方は、別の記事で詳しく書いています。肩こりが気になる人の枕選び

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枕と寝室から見直す

枕のほかに、寝室そのものも見ておきたいところです。夏場に寝床が暑くなりすぎていないか、冬に乾燥しすぎていないか、朝の光が入る向きはどうか。どれも、道具を替えなくても確かめられます。

こわい夢で目が覚める夜が続くと、眠ること自体が気の重いものになってしまいます。枕を替えることで、そのすべてが変わるわけではありません。ただ、首の角度と寝床の温度は、自分の手で確かめられる数少ないところです。まずはそこから見ていくのが、遠回りに見えて確実だと考えています。

こわい夢を見る夜や、夜中に目が覚める状態が長く続くとき、日中の生活に差し支えが出ているときは、寝具を替える前に、睡眠外来や心療内科などの医療機関にご相談ください。ここで書いたのは、あくまで寝床の環境の話です。

「良い睡眠」では、これからも寝具と睡眠環境の話をお届けしていきます。

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