寝る前にお風呂に入ると眠りやすい、という話はよく聞きます。ここでは、湯船につかることについて言われていることと、温度や時間の目安を整理します。
湯船につかることと眠りについて言われていること
お風呂で体が温まり、そのあと体温が下がっていく。この移り変わりが眠りに向かう流れと重なる、という説明をよく見かけます。
ただし、体の中で何がどう働いているのかを、このサイトで言い切ることはできません。温まったから眠くなるのか、湯船につかる時間そのものが気持ちを切り替えているのか、そこまでは分けられません。ここでは「そう言われている」という程度にとどめます。
お湯の温度
目安として挙げられる温度は、書かれ方が一定ではありません。このサイトの元の記事でも、38度から40度としているものと、40度から42度としているものがありました。どちらも出典をたどれませんでした。
そこで、ここでは数字を1つに決めません。おおよそ38度から42度くらいの幅で語られている、と覚えておけば十分でしょう。熱すぎると感じる温度は、目が冴えることがあります。自分が「少しぬるいかな」と感じるくらいから試すのが無難です。
入る時間と、つかる長さ
入る時間については、寝る1時間から2時間ほど前、という書き方が複数の記事で共通していました。つかる長さは、20分から30分ほどという目安を挙げている記事がありました。
いずれも出典をたどれるものではありません。長くつかりすぎると、のぼせたり、水分が足りなくなったりします。気分が悪くなったらすぐに出て、水分をとってください。
なお、シャワーだけで済ませる日があっても構いません。毎日きちんと湯船につかることを義務にすると、それ自体が負担になります。
入浴剤について
湯に色や香りをつけるものです。入浴そのものを置き換えるものではありませんが、湯船に入る時間を楽しみにするための手立てにはなります。
選ぶときは、香りが自分に合うかどうかを先に見てください。強い香りが苦手な方には、香りのないものもあります。
まとめ
温度も時間も、示され方に幅があり、出典をたどれるものではありません。数字に合わせるより、自分が心地よいと感じる入り方を見つけるほうが確かです。
お風呂は寝具の担当ではありません。寝具が担当できるのは、温度と湿度、姿勢、感触の3つだけです。別の記事で詳しく書いています。寝つきが気になる人の寝具選び 温湿度と寝姿勢と素材
寝る前の過ごし方については、こちらの記事で書いています。寝る前にできること 呼吸と静けさと香り
のぼせやすい、入浴中に気分が悪くなる、といったことが続く場合は、医療機関にご相談ください。



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